「弥生給与」「やよいの給与計算」デスクトップ製品の販売が、2024年5月30日をもって終了することが発表されました。

現在使用中のソフトの「あんしん保守サポート」も、2027年3月31日で終了するとのことです。

後継の製品は、「弥生給与Next」。「弥生給与Nextに移行をしてください」というご案内。

一体、何が変わるのでしょうか。

端的に申しますと、

『これからは給与計算を、クラウドで行う』

という事です。

これまでデスクトップアプリの「弥生給与」や「やよいの給与計算」で給与計算をする際には、バックアップファイルを復元して作業をスタートしていました。パソコンがインターネットに繋がっていなくても、給与計算ができました。

クラウドに移行後は、IDとパスワードを使ってログインすることになります。インターネットバンキングにアクセスするようなイメージで、ネットは必須です。

クラウド・・・何だか難しそう・・・そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でもご安心ください!

ネット環境があって、少しのコツさえ掴めば、「弥生給与Next」の方がメリット大です!

「弥生給与」(デスクトップアプリ)と「弥生給与Next」を比較してみました。

弥生給与弥生給与Next
①バージョンアップ必要自動(何もしなくてOK)
②社会保険料の料率手動で変更が必要自動(何もしなくてOK)
③従業員情報給与計算担当者が設定従業員自身が設定
④給与明細のメール配信不可可能

①バージョンアップ・・・「しなきゃ、しなきゃ」と思いながら忙しさのあまりバージョンアップを後回しにすることは、ありませんか?バージョンアップの画面が表示されて、黙って右上の✖で閉じてしまうことは、ありませんか?弥生給与Nextなら、常に新しいバージョンが用意されているので、バージョンアップの必要がありません。

②社会保険料の料率・・・もうすぐ3月です。3月といえば、健康保険料の料率変更の時期。協会けんぽの場合、都道府県別に調べなくてはいけない、料率変更のタイミングを忘れてはいけない、金額を間違えたことがある、そんなお悩みはありませんか?弥生給与Nextなら、正しい料率が自動で設定されているので、変更の手間から解放されます。

③従業員情報・・・これまで給与計算担当者が設定を行っていた部分を「従業員自身でやっていただく」イメージです。

④給与明細のメール配信・・・これも給与計算担当者の事務負担を軽減することになりそうです。

2025年4月16日以降に、弥生給与Nextへの移行手続きが可能になるとのこと。

今後、「弥生給与Next」移行に関する情報を、こちらのブログで発信してまいりたいと思います。